せどり

メルカリでのせどりビジネスって結局どうなの?実際に試した結果

せどりを始めてしばらくすると、より本格的に商品を仕入れて、

高い回転率で商品を販売したくなってきますよね。

転売を主とするせどらーにとって、メルカリはとっつきやすいサービスである反面、

出品、販売数が増えてくると非常に手間のかかるサービスであることが段々と

わかってくるかと思います。

メルカリは本格せどりには不向き!?

メルカリはせどらー泣かせ。それはなぜか・・・??

まず、同じ商品を大量に仕入ていたとしても、メルカリのシステムの仕様上、

1品ずつ商品説明やステータス、価格を入力して出品を行う必要があります。

これは大変手間なことです。

2019年の初夏頃のメルカリバージョンアップで「コピーして再出品」なる、

せどらーの救世主かと思えるような、過去に出品した出品情報をコピーできる機能が

新たに実装されたのですが、やはり写真データは都度アップしないといけないことが

依然手間でした。

しかも!!なぜかこの救世主の様な機能は、突如次なるバージョンアップで削除されましたT-T

せどらーいじめかと思われる仕様変更ですが、何かメルカリ側で問題でもあったのでしょうか!?

加えて、なんとかメルカリ上で高値で転売できたとしても、

次に待ち構えている作業は、梱包、コンビニかクロネコ等に持ちこんで発送手配、

購入者に発送連絡、購入者を評価、中には受け取り連絡をくれない購入者もいるので

そのフォローと、非常にたくさんの作業を一つの出品でこなす必要があります。

ぐらぱぱも転売が軌道に乗り出した時、二日間に1回くらいのペースでコンビニに行き、

5~10箱のらくらくメルカリ便の発送をしていましたが、

今から考えると地獄でした苦笑

特にコンビニが混み合う時間にメルカリ発送をレジでモタモタしていると、

とーっても白い目で後ろの列の方から見られます汗。。

それでもぐらぱぱは、空いている早朝にセブンイレブンに行き、

事前に発送用バーコードを全てスマホ上で発行しておき、

神速でらくらくメルカリ便発送を大量にこなすところまで進化したのですが、

それでも5~10分/回くらいはコンビニに滞在することになっていました。

えっ!? メルカリ販売ってヤフオクとかに比べたら断然シンプルだし、何を言ってるの?

そんなに苦にならないよって言う方もそれでもいらっしゃるかもしれません。

ぐらぱぱは止めませんので、どうぞ続けてください。

取り扱う物流量が増えるにつれて、心身ともに疲弊を感じることになるでしょう。。

余談)なぜセブンイレブンでメルカリの発送をするのか??

しかも、ここでセブンイレブンというところが実はポイントです!!

ゆうゆうメルカリ便にして、ローソンから大量の荷物を発送しようとすると更に地獄です。

ローソンでメルカリ便を発送しようとすると、ロッピィ端末を使用する必要があります。

やったことがある人はわかるかと思いますが、かなりビックリする桁数の

商品IDやパスワードの入力をメルカリアプリからの情報を基に入力する必要があり、

全て入力して専用レシートを出力したとしても、なんとそこで作業完了ではありません!!

レジに行ってそのレシートを見せ、更にレジ近くにあるプリンターで郵便局に受け渡す用の発送票を印刷してもらうことになります。

その発送票もセブンで出来るらくらくメルカリ便に比べて、

A~Dの4枚つづりとなっており、ミシン目に沿って手でちぎる必要があり、

もう、これを書いているだけで、あの時のイライラが蘇ってくるようです笑。。

しかも、最近はコンビニの店員さん(特にローソンな気がする)が定年退職後のご老人であることも多く、

メルカリ発送方法自体をよくわかっていない店員さんも非常に多いです。。

そういう時はそのコンビニでの発送をあきらめて他のコンビニに行った方が確実に吉です。

無理にそこでゆうゆうメルカリ便を発送しようとすると、

驚くほどのモタモタを見せつけてくれます。。

ぐらぱぱのゆうゆうメルカリ便発送時のローソン滞在最長記録は、

な、なんとたった3点を発送するだけで、1時間かかったことがあります!!

これは笑いごとではありません。

あと付け加えると、ロッピィ端末で出力されるレシートはどの商品のモノなのか

非常にわかりにくいです。発送しないといけない貨物が複数ある場合、

どのレシートがどの貨物のモノなのか、店員さんのモタモタもあいまって、

発送間違いをしそうで非常にヒヤヒヤします。。

対して、セブンイレブンでの発送は、

メルカリアプリで発送用バーコードをスマホ上に簡単に発行し、

それを店員さんが普通にレジのバーコードスキャンで読み取るだけで、

一瞬で発送用のレシートライクな伝票を出力してくれます。

これは雲泥の差です!!

特に貨物が増えるとメルカリのローソン発送は「有り得ない」とまで断言できるかと。

ぐらぱぱは気づきました。。

ローソンはこの嫌がらせシステムにより、

あまり儲けのなさそうで店員さんに負荷をかけるメルカリ発送の業務を

セブンイレブンに押し付けているのだと笑
(いやでも、割と真剣な考察結果です)

メルカリでのせどり、メリットとデメリットまとめ

と、思わずローソンへの不満ばかりになりましたが笑、

結局メルカリでせどりビジネスって出来るの?出来ないの?

という問いに対して、ぐらぱぱが実体験した結果をここにまとめます!

半端にメルカリでせどりビジネスをしていないよということを知って頂くために、

ぐらぱぱは5月末~7月上旬の1カ月半で、メルカリの売上(メルペイ残高)が、

33万円突破したことをお伝えしておきます。

ある程度の高額商品を扱っていたとしても、どれくらいの物量を一人で裁いたのか

なんとなくイメージを持って頂けるのではと思います。

せどりにおけるメルカリを使うデメリット

まずはデメリットから行きます。

冒頭からの流れである程度お察しかと思いますが、

ぐらぱぱは大量のせどりにメルカリは不向きと基本的に考えているため、

まずは重要なデメリットから知って頂きたいのです。

せどりにおけるメルカリ使用上の主なデメリット

  1.  同一商品であっても一品ずつ出品作業をする必要がある
  2.  値下げありきのシステム、いちいちの価格交渉が手間
  3.  一品ずつ梱包、発送手配をすることが手間
  4.  どの商品ジャンルを販売しても一律10%の販売手数料を支払う必要あり
  5.  宅急便サイズの発送料金は最低700円からに値上げ。だいたい1000円超。

手間暇がかかるし、時には理不尽なほどの値下げ交渉に対応する必要があるし、

販売できたとしても、骨の折れる発送準備が待っていることを踏まえた上で、

せどりビジネスを拡大させようとすると、

どこかで自分の割ける労力の限界を迎えることは火を見るより明らかです。

せどりにおけるメルカリを使うメリット

一方でメリットです。

ここでは何と比べた時のメリットなの??というのが、

デメリットをご紹介した時より重要になってくるのですが、

比較対象は、後ほど別途ご紹介予定のアマゾンFBAサービスを一旦想定しています。

FBA・・・?? となった方は、以下ご参照ください。

https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon.html

それではメリットについてです!

せどりにおけるメルカリ使用上の主なメリット

  1.  市販品でない、ハンドメイドの商品やクーポン商品等が販売しやすい
  2.  中古品の販売がし易い場合がある。ステータスが多くの写真データ等で確認可能
  3.  出品した際に5%OFFクーポンがもらえるキャンペーン等が利用できる時がある
  4.  (メルカリ達人になると)固定客がつきやすい
  5.  アマゾンFBAで売れにくい商品の二次流通経路として使う*

*但し、メルカリでのドロップシップは認められていない点には注意

ぐらぱぱの経験的にはメルカリは、変則的な商品を少量販売するのに向いているサービスかなと考えます。

Amazonで中古品を販売しようとすると(FBAサービス利用時含む)、

商品ステータスは「ほぼ新品」、「非常に良い」、「良い」、「可」の4つに

まるっと大きく分類されてしまいます。

一方でメルカリにも商品ステータスはもちろんあるのですが、

細かい仕様状況を説明できたり、写真データで実物の綺麗さや、

どの部分にだけ訳ありなのか等、詳細を説明できる点が優れているのかと思います。

まさに短所は長所、長所は短所の考え方です。

一品ずつの出品データ入力が煩雑という短所は、

こういう商品状態に応じた細かい説明が必要な時に長所として生きるのです。

あと出品することで、たまにクーポンが獲得できるというのも地味に良かったりします。

メルカリでよく買い物する方は、とりあえず出品するだけでも試してみて良いかと。

以上、メルカリでのせどりビジネス可能性について、ご紹介してきましたが、

いかがだったでしょうか?

アマゾンやメルカリ、ラクマやヤフオクなど、転売(せどり)が可能なサービスは

日々拡大・充実してきていますが、上記の話はフリマ系サービス全般に言えることかと思います。

各サービスに対して、各せどらーの向き・不向きももちろんあるかと思いますが、

ぐらぱぱのここでの結論としては、以下の通りです。

– せどりにおけるメルカリの役割 –

主に変則的商品を扱う二次流通経路とすべし

じゃあ一次流通経路はどうすべきなのか??

については、別記事にてまたご紹介します。乞うご期待ください^^