なかなか良くならない日本の景気。
そんな中、消費税率の8%から10%のアップは着々と近づいています。
新元号に浮かれるのも束の間、
新元号は消費増税と一緒に記憶に刻まれしまうかもしれません(((( ;゚Д゚)))
増税織り込み済み! 2019年度の政府予算は過去最高額

2019年3月27日に2兆280億円の増税対策が含まれた19年度予算が参院本会議で可決しました。
一般会計の総額は、なんと過去最大の101兆4571億円で、初めての100兆円越えです。
ぐらぱぱが学生の頃に国家予算は年間約70兆円と習っていた時代が懐かしいですね汗。
日本政府がいくら国債という形で借金を積み上げているのか、1000兆円とも言われる負債総額を聞くと気が遠くなりますが、それはそれでまた別途考察しようと思います。
ここでの注目点は、
増税対策が細かな費用内訳と共に、明確に19年度予算に含まれた点です。
これは、政府が消費増税に向けてほぼほぼ腹をくくったことを意味しています。
過去の増税延期時の政府予算はどうだったか
政府はこれまで、2014年11月と2016年6月に消費増税の延期を表明しています。
それが次年度予算の成立前か、成立後であったかというと、
どちらも予算案の閣議決定や成立の前でした。
しかも、首相は経済活動の混乱を避けるために、増税予定日の約1年前に延期の判断および表明を実施していました。
それと比較すると、今回2019年10月からの消費増税については以下の通り。
相当踏み込んできております。待ったなしです><。。
- 既に衆参両院にて次年度予算案が成立!!
- 増税の半年前になっても首相からの延期表明は無し!!
消費増税は、今回ばかりは避けられそうもありません涙。
こちら庶民も、延期の神頼みではなく、遅かれ早かれ確実にやってくるであろう消費増税に腹をくくって、果敢に挑んでやろうじゃありませんか(喝)!!
消費増税対策 総額2兆円の中身とは?
では早速、政府が準備を進めている太っ腹の消費増税対策、総額2兆円!!の中身を見て行きましょう。ざっと以下の通りです^^
内訳 | 金額 |
キャッシュレス決済への還元 | 2798億円 |
住宅購入支援 | 2085億円 |
プレミアム付き商品券 | 1723億円 |
防災・減災対策 | 1兆3475億円 |
総額 | 約 2兆円 |
結局、頼りにしてもいいの? 政府の消費増税対策
うぬ!? 防災・減災対策とは何ぞや??
景気押し上げ効果が高いとか巷のメディアでは取り上げられていますが、
これって単に、
景気刺激のための公共事業のことであって
消費増税対策と呼ぶのは少し無理があるような・・・
もしそういう見方をすると、我々庶民向けの実質的な消費増税対策費用は、
たったの6600億円しかないということになります。
2兆円の太っ腹!、やるなら大胆に!等々、勇敢な声が政府から聞こえてきますが、
なんとも心細くなる金額です。



