息子も最近とても気に入ったため、先日紹介させて頂いたじゅうじゅうカルビですが、食中毒による全店一時閉店が長引いている様です。
今回の食中毒騒動の原因解明と対策の実施はもちろん、一刻も早い営業再開を願っていますが、ひとまず現在の状況整理と営業再開の目途についてまとめてみました。
>>3月22日追記:
保健所の指導の下、じゅうじゅうカルビ全店は、2019年3月17日(日)より無事に営業を再開しています。
判明した食中毒の原因や対策、再来店してもよさそうか、お得なクーポン情報等については、以下関連記事をご確認ください)
じゅうじゅうカルビの食中毒騒動とは?
じゅうじゅうカルビの経営母体であるすかいらーく傘下の株式会社トマトアンドアソシエイツの公式プレスによりますと、2019年年2月8日(金)から2月 12 日(火)の前後にかけて来店した一部の顧客から、下痢・嘔吐等の症状が発生。保健所の調査の結
果、一部の顧客が O157 による症状であったことが確認された、とのことです。
またこれを受けてじゅうじゅうカルビは2月25日から全国61店舗にて一時閉店中です。
また以下の店舗に対して保健所の指導が入り、一定期間の営業停止または営業禁止の処分がくだされています。東京や神奈川といった関東の店舗に加え、大阪の茨木市でも処分が行われています。
- じゅうじゅうカルビ沢良宜駅前店
- じゅうじゅうカルビ磯子中原店
- じゅうじゅうカルビ足立中央本町店
営業再開の目途は?
2019年3月6日付の最新のお知らせの中でも、営業再開に向けたステップや営業再開の目途や目安についての言及は、残念ながら一切されていません。
複数店舗で食中毒が発生していることから、仕入れ先に遡っての調査等、大規模な調査が行われているのかもしれません。
保健所の指導の下、原因究明にまずは全力を挙げるとのことですので、しばらく状況を見守るしかない様です。
過去のO157 事例から見る、営業再開までの期間は?
川崎市で2013年に発生したあるO157の発生事例を振り返りますと、以下の様な時間軸で営業停止や再開が行われています。
- 2013年9月末頃:O157 による食中毒が発生
- 2013年10月7日:感染が医療機関により確認される
- 2013年10月8日:問題のあった焼肉店が保健所から営業禁止の処分を受ける
- 2013年10月21日:保健所の指導の下、改善活動*を経て営業再開
*店内における衛生管理の検証、店舗清掃の徹底や調理器具保管方法、調理場設備の改善、従業員の衛生管理や健康管理の徹底など
今回のじゅうじゅうカルビの事例でいきますと、2月25日に営業停止が始まっていますので、同じような行程をたどれば、約2週間程で営業再開となる可能性もあります。
しかしながら、今回のじゅうじゅうカルビの件は、感染ルートの特定にどうも時間を要していることや、チェーン店であることからマニュアルの見直しや指導の徹底、浸透を図る時間が追加的に発生しそうであることも踏まえますと、営業再開まで1カ月近くかかる可能性も否定はできません。
そういったことから、現時点での推測の域は出ませんが、じゅうじゅうカルビの営業再開時期は、2019年3月末頃になるのではないでしょうか?
O157の症状で苦しんだ方には一刻も早い回復をお祈りしていますが、より安全・安心な姿でじゅうじゅうカルビが営業再開することについても心から願っています。