※2019年9月24日付で現時点の最新情報に内容を更新致しました。
そうなのです!
8%から10%への消費増税によって、消費の落ち込み、またそこからの景気悪化を避けるために、現在政府の方で「プレミアム商品券」という消費増税対策が検討されています。
この記事ではそんな「プレミアム商品券」とはいったいなんぞや~??という方のために、「プレミアム商品券」についての内容や速報を詳細にまとめています。
では、さっそく見ていきましょう♪
Contents
プレミアム商品券とは?

2019年10月に迫る消費増税に向けた景気対策の一環として、国が補助して各自治体が発行するプレミアム商品券の制度の詳細案が2月14日明らかとなりました。
プレミアム商品券とは、一言でいうと、ある額面の金券をプレミアム価格(割り引かれた価格)で購入できてしまう、ありがたーい商品券のことです。
プレミアム商品券のお得度とは?
国の助成で各自治体が発行する今回のプレミアム商品券は、4000円から購入可能です。
例えば、4000円で25%分のプレミアムが上乗せされた5000円分(500円×10枚)の商品券を購入することが出来ます。つまり、1000円分(25%分)もお得になるのです!
考えてみてください。今回の消費増税は8%から10%へ、つまり2%分の増税です。それに対して25%分も見返りを頂けるとは、こんなにありがたい話はそうそうありませんね^^
但し、このプレミアム商品券は、購入できる対象世帯と購入できる上限額がきちんと決まっているのです。以下で詳しくみていきますね。
プレミアム商品券の対象世帯とは?購入可能額とは?
対象となる世帯は、住民税が非課税の世帯と0〜3歳児の子育て世帯になります。
ただし、0歳児のうち2019年10月1日以降に生まれた子どもは対象外となる予定です。2019年9月頃に生まれてギリギリ対象となった幸運なベビーがいる世帯には、少し遅れてプレミアム商品券の案内が各自治体より届く様です。
と言うのも、どこかの時点で一回切って10月1日より先に案内を出さないことには、各自治体での商品券の準備がより大変になってしまうからです。自治体の準備期間を確保するために、どこかに線引きは必要ということの様です。
また、購入できる商品券額の上限は、1人あたり2万円(受け取れるのは25%上乗せの2万5千円分)迄で、使用期限は消費増税が実施される2019年10月から2020年3月末までの半年間に限定されます。
プレミアム商品券が使える場所は?

原則として、発行している自治体が指定した店舗のみで使える予定です。
こう聞くとかなり限定されそうですが、前回の消費増税実施時に(2015年)各自治体から販売された「プレミアム付き商品券」の事例で行きますと、コンビニやスーパーで使えた自治体もありました。
スーパーやコンビニも対象になれば、かなり使い勝手のよい商品券になるのではないでしょうか?
※2019年9月24日追記:
自治体にもよりますが、例えば東京都大田区の場合、スーパーやコンビニエンスストアなど、合計3000点超で本プレミアム商品券が使用可能と既に発表しています。
これらの対象店舗の案内は、各自治体が専用のサイトで発表することになっています。
ちなみに、一つのサンプル情報ですが兵庫県神戸市では既に専用外部サイトを自治体のホームページとは別に設けています。またその中でプレミアム商品券の使用可能店舗についても既に紹介がされています。ローソンやセブンイレブンといったコンビニエンスストアから、ダイエーといったスーパー、家電量販店、もちろん街の小売店と4800店舗以上が参画しており、大変幅広く使用可能になっています。
恐らく他の自治体も同じような形で使用可能かと思います。
https://premium-gift.jp/kobe/use_store
「プレミアム商品券」と「プレミアム付き商品券」はどちらがお得?
2015年に当時の消費増税対策として登場した「プレミアム付き商品券」。
今回の増税対策とされる「プレミアム商品券」と比べて、どちらがお得なのでしょうか?
「プレミアム付き商品券」、とても紛らわしい名称なのですが、例えば2015年の神戸市の事例でいきますと、20%のプレミアムが付いた「神戸ときめき商品券」という金券が発売されていました。
但し、こちらは神戸市に住む特定の子育て世帯等が対象ではなく、全世帯が対象でした。一方で発券数に限りがあり、販売当日は長蛇の列ができ、昨今のPayPay騒動では無いですが、一瞬で売り切れていたのは記憶に新しいです。
ちなみに、「神戸ときめき商品券」は、10000円で12000円分(1冊)の金券を一人5冊まで購入できるという仕組みの金券でした。
以下表は、今回の増税対策である「プレミアム商品券」と、前回の増税対策である「プレミアム付き商品」のどちらがお得かの比較表です。
尚、プレミアム付き商品券は、自治体によって様々な種類や条件の券が発券されていたため、上述の「神戸ときめき商品券」を一例として取り上げています。
プレミアム付き商品券は地域によって条件がバラバラであったことなどから、一概にどちらがお得とは甲乙つけ難いですが、少なくとも今回のプレミアム商品券の対象は限定的であり、恩恵を受けられる対象世帯はより少ないと言えるかと思います。
一方で、対象世帯である子育て世代は早いもの勝ちではなく、ほぼ確実に5千円分の恩恵を受けることが出来る点は、良い点かなと思われます。
5千円とは25万円分の支払いの2%に当たります!!いやいや半年の期間でもっと消費、支払いするでしょと思われる方も多いかと思いますが、対象世帯の方は、「少なくとも25万円分の支払いまでは消費増税の実質的な影響は無し!!」と大きな気持ちで増税を乗り切りましょう!!
ちなみに0-3歳児が一世帯に2人いれば、上記の2倍、Max1万円分の恩恵を得ることが出来ます。
プレミアム商品券 | プレミアム付き商品券 (例:神戸ときめき商品券) |
|
対象 | 住民税が非課税の世帯と0〜3歳児の子育て世帯 | 全世帯 (但し、数に限りがあり早い者勝ち) |
お得分 | Max 5千円 (最大2万円分購入時) |
Max 1万円 (最大5万円分購入時) |
プレミアム商品券はどこで買えるか?
ここまで、子育て世代を対象とした2019年の消費増税対策である「プレミアム商品券」の内容について見てきました。
これは何としても手に入れたいですよね!!
そこで気になる「どこで買えるの??」の券の販売場所なのですが、今のところ詳細な情報は残念ながら無いようです。
但し、前回の消費増税対策である「プレミアム付き商品券」の販売が各自治体の施設(区民センター等)や商工会議所で実施されたことを踏まえると、今回の「プレミアム商品券」も同様の施設で販売される可能性はあります。
確実に「プレミアム商品券」をゲットして、消費増税を乗り切りましょう!!
※2019年9月24日追記:
気になる「プレミアム商品券がどこで買えるか?」ですが、いよいよ明らかになりました^^!
0~3歳のお子さんがいるプレミアム商品券の配布対象世帯には、各自治体から対象世帯に「プレミアム商品券 購入引換券」というものが、
9月以降順次郵送で送られてくる予定です(一部自治体では既に送付が始まっている模様。ちなみに兵庫県神戸市の例でいくと、9月25日(水)以降に順次発送が行われる予定とのこと)。
この購入引換券を自治体が指定する場所に身分証明書と共に持って行って、
プレミアム商品券に最大2万円を払って交換してもらうというのが、一般的な入手法になります。
尚、送付先の住所は住民票に記載されている住所になります。
また多くの自治体で、購入引換券を用いてプレミアム商品券を購入できる期日は、
2019年11月迄のところが多いため、引換え忘れの無いようその旨ご注意ください!!


