何気ない日常の支払いの場面で以下のぐらままの様なことはないでしょうか?
日本人は小さい時から現金ニコニコ払いが善ということを教育的に教えられることが多いこともあり、国際的に見ても、キャッシュレス文化が非常に遅れた国になっています。
しかし、そこに疑問をもち、家計費支払いの中でキャッシュレス化を可能な限り進めていくことで、利便性だけでなく、ポイントや特典等を追加的にゲットしていくことができます。
「ポイントってたかが0.5%くらいの話でしょう?」
「いえいえ、必ずしもそうではありません。小さい積み重ねを舐めずに、改めて考えてみましょう。」
本記事は、人気クレカのランキングというよりも、家計費をどこまでクレジットカード払いにできるかをご紹介しています。
クレジットカードの基本的なポイント率


クレジットカードには膨大な種類がありますが、そのポイント率については、
およそ以下の3種類に大別できます。
- 0.5%のポイント率カード (ハイステータスカード等に多い)
- 1%のポイント率カード (楽天カード等が代表的)
- 1%超のポイント率カード (レアだが、JACCS系やリクルートカード等)
さて、あなたのよくお使いになるカードはどこに分類されたでしょうか?
②、③の方が多いかと思いますが、①だと2倍以上も損している可能性があります。
もちろん、当子育てマネーラボでは、③のクレジットカードを強く推奨いたします。
お勧めはどこで使用しても約1.3%超のポイントが付与されるJACCSのリーダーズカードや、専用Webページ経由でネット通販系でポイントが約1.5%超貯まるOrico the point Card等です。
また、珍しいですが、獲得ポイント分を投資信託購入に自動で充ててくれるインヴァストカードも、1%を超えるポイント利回りを狙っていくうえで面白いカードです。
家計費の中でクレカ払いにできるもの、できないもの
家計費が一体何から構成されているのかについては、以下のあわせて読みたいの記事でもご紹介させて頂きました。
その中から、どこまでクレカ払いが可能なのか、以下にまとめてみました。

項目 | 一般的な相場 | クレカ 払いの可否 |
コメント |
---|---|---|---|
住宅 ローン (家賃) |
9-12万円 |
× |
特殊なケースを除けば、ほぼ無理です。 残念ながら口座引き落としが一般的なケースです。 |
駐車場代 | 0-2万円 | × | こちらも残念ながら口座引き落としが一般的なケースです。 |
小遣い | 4-8万円 | – | – |
食費 | 5万円 | ○ | クレジットカードや電子マネー決裁が可能なスーパーやネット通販を駆使すれば、ほぼクレカ払いも可能です。 |
車検費用 | 1万円 | ○ | 車検を依頼する先のディラーにもよりますが、クレカ払い可能と考えて良いです。 |
各種保険費用 | 1-3万円 | ○ | 凡その保険はクレジットカード払いに対応しています。 但し、住宅購入時等に加入する火災保険等は、現金払いであったり住宅ローンに組み込まれるケースが多いです。 |
通信費 | 0.5-2万円 | ○ | クレカ払い可能です。 |
水道代 | 0.5-1万円 | ○ | 市区町村によるところはあるかもしれませんが、クレカ払い可能です。 |
電気代 | 0.5-2万円 | ○ | クレカ払い可能です。 |
ガス代 | 0.5-2万円 | ○ | クレカ払い可能です。 |
教養娯楽費 | 2-4万円 | △ | 支払い先にもよりますが、塾代や習い事等は口座引き落としのケースが一般的になります。およそ半分くらいがクレカ払い可能としましょうか。 |
雑費 | 1-2万円 | ○ | ものにもよりますが、クレカ払い可能としましょうか。 |
衛生費 | 0.5万円 | ○ | Amazon等を使用している場合は、クレカ払いが一般的になります。ただ、格安ドラッグストア等は現金払いが依然一般的ではあります。 |
交際費 | 0.5-2万円 | △ | こちらもものにもよりますが、会食費用等はクレカ払い可能なケースが多いです。およそ半分くらいがクレカ払い可能としましょうか。 |
ガソリン代 | 0.5-3万円 | ○ | クレカ払い可能です。 |
Total | 26.5- 49.5万円 |
いかがでしたでしょうか?
これもクレカ払いできるの?という項目があったのではないでしょうか?
または、知っているけど切り替えが面倒で、、という方もいらっしゃたかと思います。
特に水道光熱費については、口座引き落としに設定している方が非常に多いです。この機会にクレカ払いに変更されることをオススメ致します。手続きもネット経由や電話で済むケースもあり、予想以上に簡単です。
まとめ
クレカ支払いは必要な時だけ、できるだけ現金で支払うことが美学という時代は、もう終わっています。
クレカ払いできるものは、どんどん切り替えて行きましょう(リボ払いのケースは別検証が必要)。
以下ポイントをまとめます。ご参考になりましたら幸いです。
- 工夫すれば、約40~50%の家計費はクレカ払いが可能
- つまり、家計費が30万円/月の場合、1500円/月相当のポイント獲得が可能
- これは年間に換算すると、18000円相当のポイント獲得にあたる